
チャコリーと、その歴史
チャコリーというのは若飲みタイプで、薄い黄色の白ワインということがおわかりになったと思います。味はというと、フルーティーさの中に酸味があり、柑橘系のアロマに草系と、軽い花の香りを感じます。
カセリオというバスク伝統的農家で手作りで生産され、地元の農家の間で売り買いされていたものがその起こりです。
18世紀に入るまで商取引されることがなかったのですが、それぞれの農家での作付け面積がすくなかったこともあり、生産量はあまりおおくありませんでした。
今では巷に知られるようになり、特に土着品種であるぶどうとそれを生み出す特別な風土もあり珍重されるワインとなりました。
その昔はチャコリーは濾過されなかったため、リンゴ酒と同じようにエスカンシア(専用のキャップをつけ上から泡立て注ぐ)されましたが、時代ととも生産技術の進歩し、その味と香りが改良されました。
現在 ゲタリアコ・チャコリーニャ、ビスカイコ・チャコリーニャ、そしてアラバコ・チャコリーニャの三つの種類
これらのチャコリーはCAPRICEプロジェクト対象品目にあり、
バスク・カンタブリア海のアンチョアやビンナガマグロ、Eusko Label. イバーラの青唐辛子とともに楽しむことができます。