
今や有名なピンチョについて
80年代において、ピンチョといえばPOTEADORES(梯子酒族)がチャコリーで梯子酒するときのおつまみでした。一杯、一杯の合間に何かおなかにいれておくことで飲み続けることができるというわけです。ピンチョの大多数はオリーブやバスク・カンタブリア海のアンチョア、ヒルダ、ゆでたまごを切ったもの、ゆで海老などのような冷製のおつまみでした。
80年代までは梯子酒をするのは主に男性でしたが、女性が梯子酒するようになってからこのピンチョの見た目が変わってくることになります。ピンチョの盛り付けやそのお皿、バルの内装にも気をつかうようになりました。
これ以外にも重要なのはピンチョのコンセプトが変わってきたこと。最新料理技術の導入や、目新しい食材の起用を用いて今現在知られているようなピンチョスタイルになりました。そして、お店側ももっと手の込んでいて様々な食材を使用したピンチョを作り始めたのです。
このようなピンチョのコンセプトを理解するには原産地呼称付きチャコリーをおともに私たちが紹介しているレシピを実際に作ってみることが一番でしょう。
Enjoy! (it’s from Europe).