
原産地呼称ビスカヤ、2019年度生産量25.5%増
ビスカイコ・チャコリーニャにおける2019年の生産量は150万リットルでした。これは前年に比べると25.5%増となります。2012年から2015年において植えられたブドウからの収穫(作付け面積21ヘクタール)が加わったことが総生産量にあたえた結果と思われます。
それに加えて、作り手によるとテイスティングにおいても最高ということです。暑い年のヴィンテージが2年続きましたが、2019年ものは大西洋の影響をうけたフレッシュさを取り戻し、エレガントで複雑な味わいに仕上がっています。原産地呼称は全部で40ワイナリー、総作付け面積は428ヘクタール。間違いなく白チャコリーがその大部分(97.72%)を占めますが、ロゼ(0.58%)や赤(1.24%)も目に見えて増えてきています。
対外貿易としては、アメリカ、オランダ、日本が今年も輸出先ランキング筆頭をキープ、原産地呼称ビスカヤの主要マーケットとなっています。
2019年度は最終的に原産地呼称ビスカヤの6つのワイナリー、17ブランドがInternacional Bacchus、Concourse Mondial Bruxelles, International Wine Challenge 、International Wine Awardsなど有名ワインコンクールや品評会などで賞を受賞しました。
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