
TPOに合わせたチャコリーをご紹介します
9月の終わりには三つの原産地呼称(DOビスカヤ、DOアラバ、DOゲタリア)においてオンダラビ・スーリの収穫が始まります。今日はそれに先駆けてそれぞれのシーンやお料理にあわせたチャコリーを紹介していきたいと思います。
若飲みの白チャコリー
生産数がもっとも多く日本にも一番輸出されているタイプのチャコリーです。アペリティフに最適で、例えばバスク・カンタブリア海のアンチョアや、フレッシュチーズや少し熟成がはいったチーズなどよいマリアージュです。
樽発酵白チャコリー
ロダバジョカレイ(トウルボット)や舌平目などゼラチン質の多い魚や、ソースを使った魚料理、マグロはもちろん醤油をつかったバスク・カンタブリア海のビンナガマグロなどと高相性です。
ロゼチャコリー
アペリティフや前菜にぴったりです。そしてお米ならどんな調理方法でも抜群の相性をみせます。野菜料理にもどうようなことが言えるでしょう。やはりシーフードをはじめ魚(白身も青魚とも)とはとてもよく合います。
赤チャコリー
腸詰製品や白身および青魚とも魚の炭火焼、魚もしくは肉とジャガイモの煮物、鶏肉や豚肉料理と最高のマリアージュです。
スパークリングチャコリー
なんといってもほとんどの料理や食材と合わせられるので、ガストロノミー的にはジョーカーのように使えるのがスパークリングです。アペリティフとともに乾杯の一杯に最高なので、そのあとメイン料理は白や赤でいただくというのもよいでしょう。
甘口チャコリー
食後酒として最高です。ブルーチ―スや熟成のすすんだチーズ、アイスクリームやあまり甘くない果物をつかったデザートによくあいます。料理であればフォアグラとよい組み合わせでお互いの味を引き立てあうでしょう。
あなたならチャコリーを何と合わせますか?