チャコリー、今昔(パート1)でお話ししましたが、チャコリーは酸っぱ過ぎて、”頭がいたくなる” 怪しいワインというように思われていたむきがあります。でも、こちらの投稿でそういう見解をひとつずつ覆していければと思います。

チャコリーの進化におけるの特徴のひとつに、単なる若飲みの白ワインというものから脱し、現状は造り方によって異なるチャコリーがあるということです。たとえば、定番のフルーティーな若飲みタイプ、シュールリー製法、樽熟成、レイトハーベスト、スパークリング、ロゼに、赤などです。

このようにチャコリーにバラエティーができたことでいわゆる西洋料理だけではなく、世界の他のお料理、例えばペルーのセビーチェや日本の寿司などとマリアージュを広げることができるようになりました。昔からチャコリーはシーフードや魚料理と完璧な組み合わせだとされてきました。最近はやりの燻製料理なども加えて魚系のお料理とはほぼすべて最高の相性を見せます。

最後に、サーブ時の温度もチャコリーを楽しむ上で大事になってきます。チャコリーは7度から10度で召し上がることをお勧めします。チャコリーを飲む際にはリンゴ酒用の寸胴グラス派がまだまだ多いですが、やはり薄いガラスの中くらいのサイズのワイングラスが最適です。こうすることで、飲み手はその味わい、香りそしてチャコリーの色を楽しむことができるのです。

チャコリーの種類にあわせてそのマリアージュを知りたいという場合はぜひ、ウェブページのレシピコーナーをご参照ください。ニュースレターにご登録の方にはマリアージュなどの詳細がわかるレシピブック第2弾を進呈しております。