チャコリーを一杯楽しんでいるとき、頭に浮かぶのはブドウ畑のそばにあるバスク伝統農家(カセリオ)。そこではチャコリーが社交の中心となり人々が集い、食を楽しみます。

80年代の半ば、小さな生産者のグループがビスカヤにおけるチャコリーのブドウ畑の再生と生産向上につとめました。こうした努力のかいもあり、1994年には原産地呼称ビスカヤが認められ、今では6つの生産地区にまたがるDO圏内に38のワイナリーがあります。それ以降、現代的なワイン、フルーティーで心地よい酸味という間違うことのないその特徴はこのDOのチャコリーのベースとなっています。

現在DOビスカヤのワイナリーのいくつかはその現代的で個性的なチャコリーをもって舌の肥えた日本市場に参入すべくCAPRICEプロジェクトに参加しています。

DOビスカヤのチャコリーをお試しになりたいと思っている方はワイナリーの醸造家によるテイスティングをお見逃しなく: