バスク・カンタブリア海のアンチョアはバルやレストランなどで最も珍重されているアペリティフの一つです。それなのに実際のところこのアンチョアを詳しく知らない方が多いと思います。今回はこの美味についての秘密をお話しします。

  1. バスク・カンタブリア海のアンチョアは手作業で加工されます。なんと原材料の80%の重さがその工程中なくなります!
  2. カンタブリア海で漁獲される地元品種はengraulis encrasicolusと言います。
  3. バスク・カンタブリア海のアンチョアの美味しさの判断基準として、大きさはもちろんですが、テクスチャーや下処理がきれいに済んでいるか、塩加減そして風味などがあります。
  4. バスク・カンタブリア海のアンチョアの瓶詰もしくは缶詰を開けたら、3~4日のうちにおお召し上がりになることをお勧めします。アンチョアはオイルに漬かっていて、容器の蓋がしっかりしまった状態にしてください。
  5. バスク・カンタブリア海のアンチョアにはオリーブオイル漬けもしくはひまわりオイル漬けがありますが、それぞれメリットとデメリットがあります。オリーブオイルは、その高い品質もあって、フィレを皿にうつしてその上にかけて召し上げることができます。その性質上凝固しやすいので食べる前に冷蔵庫から常温に戻しておくのがいいでしょう。ひまわりオイルは凝固しないのでパックや瓶などの容器からすぐお皿にうつすことができます。
  6. ボケロンもアンチョアも同じ魚種 (engraulis encrasicolus) から作られますが、製造方法が異なります。ボケロンは酢漬けですが、バスク・カンタブリア海のアンチョアは塩漬けされます。

今回の投稿にあたり、アンチョアメーカーMaisorの商品説明を短縮させていただきました。バスク・カンタブリア海のアンチョアについて少しでも知っていただけたのなら幸いです。どうぞ 引き続きCAPRICEのFacebookInstagramをフォローくださいませ。