今日はCAPRICE食材であるバスク・カンタブリア海のアンチョアEusko Labelイバーラの青唐辛子を使ったヒルダなど昔ながらのピンチョスと、それにまつわるポテオという私たちの文化ときってはきれないものについてお話ししたいと思います。ポテオとは、通常昼食もしくは夕食の前に特定のグループが梯子酒をする習慣です。

ポテオ(梯子酒)は旧市街など市内各地のバルで週末におこなわれるのが普通です。仲間や家族とバルのカウンターで一杯飲みながら語らい、そして飲み終わると次のお店へ向かいます。

この習慣においてはじめは原産地呼称付きチャコリーを一杯飲んでいました。そして、それからピンチョスをおつまみにアペリティフとするようになったのです。気の置けない仲間と美味しいチャコリーを楽しむというのが一番の目的。だから、今でもピンチョを出すバルでこの梯子酒をする人たちをよく見かけることができるのです。

次に仲間をディナーに招待する際にあなたも”ミニ梯子酒”を開催してみてはいかがでしょうか?美味しいチャコリーと、私たちの食材を使ったレシピピンチョスを用意して楽しんでみてください。