ピンチョス。バルなどで楽しめる一口でサイズでおつまみ、こちらの食文化の代表するものの一つといってもいいでしょう。特に南欧州で見られるもので、これがなくてははじまらない醍醐味です。

このピンチョというのはピンチャール(刺す)という動詞からきています。というのも昔からおつまみは楊枝に刺してパンとともに食べやすいように供していたからなのです。だいたいは一口ふたくちで食べられ、楊枝があるのでフォークなどが必要ありません。そして、ピンチョというのはお酒のおつまみ、特にチャコリーとあわせると最高です。

ことの起こりは20世紀は30年代。とあるバルの店主が楊枝に刺したおいしそうなおつまみをバーカウンターにおいたことがはじまりでした。この習慣は徐々に広まり、この辺りに避暑にきていた貴族や金持ちの間で流行することになります。

現代になってこの習慣は大衆化され、このあたりの名物となりました。いまではピンチョス作りのクラスまであるくらいです。そして、CAPRICEの製品が多くピンチョスにはつかわれるのです。こちらのレシピなら簡単にご家庭で本格的なピンチョスを作ることができます。ぜひ挑戦してみてください。