CAPRICEは昨年3つの原産地呼称のチャコリーのプロモーションとしてウェビナーを開催しました。今まで開催されたウェビナーはすべて Youtubeで御覧になれます。

その中のDOゲタリア・チャコリーCAPRICEウェビナーにおいて、ワイナリーオーナーのジョンが興味深いお話しがあったのでブログで紹介したいと思います。

これは16世紀のお話しです。当時バスクの捕鯨船は他の北欧諸国の捕鯨船同様ににクジラをおって長い航海をしていました。カンタブリア海を出て、大西洋に入りカナダ北部のニューファンドランド島(テラノーバ)あたりに向かいます。この航路をいくにあたってノルウェー、フィンランド、オランダなどの捕鯨船は水やビールを積んでいました。CAPRICEのウェビナーワイナリー・バサロレ(DOゲタリア)のジョン・オリ―デンによると、バスクの捕鯨船は水の他に発酵飲料をのせていて、その発酵飲料の一つがチャコリーだったというのです。

その当時長い航海中のビタミンC不足により捕鯨船の乗組員は壊血病に苦しんでいました。ノルウェー、フィンランドやオランダなどの捕鯨船で壊血病で乗組員が死亡することが多かったにも関わらず、バスクの捕鯨船の乗組員は無事に帰還することができたと言います。それは他でもないビタミンC含有量が多いチャコリーのおかげだったのです。

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