いつも同じワインを合わせてしまうお料理やピンチョスってありますよね。もしいろいろなマリアージュに挑戦したいという場合はこれは間違いといえるでしょう。良い意味で驚かされる組み合わせに出会えるかもしれないからです。

今日の投稿ではCAPRICEプロジェクト的にも皆さんに存分にお楽しみいただけると確信する異なる原産地呼称のチャコリーと組み合わせた三つのレシピを紹介したいと思います。

ビスカヤの谷あいはブドウを冷たい風から守ります。シンプルで優しいこのチャコリーをパプリカパウダーのスモーキー風味をアクセントにしっかりとした味わいに仕上げたタコの一品と合わせます。一口飲むごとに酸味とかろやかさ、一口噛むごとに味わいと食感、飲むたびにまた食べたくなる食べるたびにまた飲みたくなる組み合わせです。海の味わいがこんなにも大地と畑、香煙とブドウの風味とぴったり来ることはなかったでしょう。

まずは色合いのハーモニーでマリアージュしてみました。この薄いピンク色は黒ブドウであるオンダラビ・ベルツアから生み出されます。輝きのある透明感に、香りは外観通り赤いベリー系で、同じ色合いのビスクの旨味が最後の一滴まで寄り添います。

凝縮した海の幸はブドウの爽やかさを求めます。一口飲むむたびに際立つ柑橘を思わせる酸味のロゼチャコリーは9月の柔らかな夕焼けの色を、ビスクは少し肌寒くなった雨の日にホッとする夕焼け色の海の暖かさを彷彿させるのです。

サクサクでクリーミーな繊細なパイにはそのデリケートさを引き立てるロゼに合わせました。

こちらでもっとも栽培される2種類のブドウの品種を使い、口当たりはとても調和がとれ、バランスがよく、余韻のある香りも感じます。

クリームや砂糖漬けのフルーツの風味は子供の頃休日のランチ後に楽しみにしていたスイーツのような充足感をあたえてくれます。

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