三つの原産地呼称の中では一番南に位置するDOアラバ、その中心であるアヤアルデアの谷では前年度に比べて2週間遅れて収穫がはじまりました。9月の雨がその原因ですが、その結果、ブドウの実は順調にふくらみ、収穫量にもよい影響をあたえました。ブドウ生産量自体は少なかったのですが、少ないと予想されていた収穫量は超えることができました。

原産地呼称内のワイナリーは合わせて45万キロの収穫量を記録し、2020年に比べると37%減となりました。マスト(ブドウ果汁)の分析結果は個性のあるチャコリーになることをしめしています。

DOアラバはバスク・カンタブリア海岸にある3つの原産地呼称の中でも一番新しく、もっとも小さいDOで、その生産地はアヤアルデアに集中しています。

  • 原産地呼称内ワイナリー: 7
  • ブドウ畑面積: 100ヘクタール
  • 生産数: 60万本