夏も盛りになり、青唐辛子はどんどん収穫されていき、そのまま瓶詰めにされます。でも、どうやって保存加工されるのかご存知でしょうか。続いては、その疑問にお答えし、Eusko Labelイバーラの青唐辛子の酢漬け作りの秘訣をお教えしましょう。

  • Eusko Labelイバーラの青唐辛子って何?

Eusko Labelイバーラの青唐辛子とは青唐辛子の一種で、皮が薄く実が柔らかでほとんど辛みがありません。イバーラの土着品種として認証を持っています。

  • なぜイバーラの谷間の気候がこの青唐辛子の栽培に適しているのでしょうか?

カンタブリア海の影響で年中通じて温暖な気候で、夏の間はとても暑いですが、だいたい晴れと雨の日が交互にあるのが特徴です。

  • 辛さがマイルドなのはなぜでしょうか?

植物自体がちょうどよい水分を保つ程度の日照時間だからです

  • この青唐辛子についてご存知でしょうか?

種はGilbe  (ギプスコア県園芸協会)により認証がされており、発芽させて苗にしたものに農業処理を施して各生産者に配布されます。苗の植え付けは5月の終わりごろになります。

  • 収穫時期はいつですか?

青唐辛子が8cmほどになる7月の初旬が一番よい時期です。苗の植え付けも収穫も完全に手作業で昔ながらの方法でおこなわれます。そして、6~8cmと8~12cmの2サイズに分けられます。

  • どのくらい酢漬けにされるのでしょうか?

選果がおわると、瓶詰めされ、酸が弱めのワインビネガーの漬け液で30日ほど酢漬けします。そのあとEuskoLabel の品質認証ラベルが張られます。2年間は美味しく召し上がることができます。

以上、地元ではその姿から”イバーラの海老”と珍重される美味しい青唐辛子についての詳細をお伝えしました。Euskolabelイバーラの青唐辛子とバスク・カンタブリア海のアンチョアのヒルダのレシピを紹介します。皆さんもこの美味しさをぜひお試しください。