
試飲
同日5月15日、展示会で多様な商材を紹介すると同時に、チャコリの世界の知識を深めるにあたり、様々なチャコリの試飲セミナーが3x3Lab内Future Café にて催された。
ソムリエであり、バスク・クリナリー・センターの教員であるコロ・サントスがセミナーの進行を担当し、参加者が多数のワインを試飲していく中、それぞれのワインの個性や生産されたワイナリーについて解説した。本セミナーはワインのスペシャリストに向けたものであり、日本のレストランのソムリエが多数参加した。合計19名の受講者がセミナーに参加したが、より深い理解のために、1回目は14:30~15:30、2回目は16:30~17:30と、2グループに分けて行われた。
各回とも、今回のプロモーションに参加しているワイナリー15社(イルスタ・チャコリナ、イカ、タライ・ベリ、イナシオ・ウルソラ・チャコリナ、チョミン・エチャニス、チャコリ・スドゥガライ、ガインツァ、ボデガ・ベロハ、ゴルカ・イサギレ、ボデガス・イチャスメンディ、ビルヘン・デ・ロレア、ビカンディ、アルトマニャ)のチャコリが試飲された。より明確な試飲の手助けとするため、参加者には試飲する各ワインの特徴の概要が記載されたチャコリの一覧のブックレットが配布された。セミナーは楽しくインタラクティブな形で進められ、参加者に製造工程や熟成、チャコリの発祥に興味を持ってもらった。一番の目的は、チャコリ独自の特徴を知ってもらい、ソムリエやワインに詳しい人たちに、より消費を促すことであった。