翌5月16日は、レストラン「アスルメンディ」のバスク人オーナーシェフであるエネコ・アチャのレストラン、「エネコ東京」でディナーが開催された。このディナーは、メディアやイベントの参加者がヨーロッパ物産の本物の素晴らしさと品質を知り、西洋の食文化に馴染んでもらうことが目的であった。 Caprice商材をプロモーションするために、ディナーではビンナガマグロをはじめ、アンチョアや青唐辛子を用いた数々の料理が登場し、それら品々とのマリアージュを試すために様々なチャコリが提供された。

19時から参加者が続々と到着し、ウェルカムドリンクが振る舞われた。飲み物と共に、シェフ、アンヘルと日本のシェフたちが準備した、イディアサバルチーズにトマトとアンチョアをつめたコカ、ホワイトチョコレートでコーティングしたオリーブのエキスが詰まったボンボン、青唐辛子マーマレードとアンチョア添え、アンチョアの塩漬け、青唐辛子とオリーブを使った伝統的なヒルダなど、様々な品々が並んだ。アペリティフが終了すると、セレモニーサロンでディナーがスタートした。そこで、参加者は「エネコ東京」のシェフたちの手によるメニューを楽しんだ。ディナーが進んで行く中、料理一品ずつにチャコリ一銘柄が合わせられ、ソムリエがそのチャコリの説明、そしてなぜその料理と合わせられたのかを具体的に解説した。

最後にライチのシャーベット、チャコリのゼリーと苺添えがクライマックスを飾り、参加者と生産者との個人的な友情、また営業面での信頼関係を深めるまたとない機会となったこの素晴らしいディナーを締めくくった。