原産地呼称ビスカヤ・トラディショナルチャコリー(白)とタコのソテーざっくりマッシュポテト添え
作り方
ますはマッシュポテトからはじめましょう。ジャガイモは洗い、皮つきのままフォークを刺してすっと抜けるようになるくらい柔らかくなるまでゆでます。少し冷ましてから皮をむき、ゴロっとした感じが残る程度につぶし、塩コショウで味を整えます。
続いて、タコを下茹でします。鍋にたっぷりの湯を沸かします。沸騰してブクブクと沸いてるところへタコをつかんでいれ、すぐに出します。これを3回繰り返します。こうすることでゆでている間に皮がはがれることなくつややかに仕上がりのです。
下茹でしたタコは中火で40分ゆでます。少し冷ましてから、そこから足を4本切り出します。
オリーブオイルをタコの足にたっぷりかけよくなじませます。煙がでる直前まで熱したフライパンで焼きます。厚さや大きさにもよりますが、片面2分くらいで充分です。
表面がカリっとなるように仕上げましょう。最後にパプリカパウダーとあら塩をかけます。
出来上がりと盛り付け
深さのある皿の底へまずマッシュポテトをひろげ、その上にタコの足を一本おきます。最後にパプリカパウダーと塩をふりかけてもよいでしょう。
ペアリング
ビスカヤの谷あいはブドウを冷たい風から守ります。シンプルで優しいこのチャコリーをパプリカパウダーのスモーキー風味をアクセントにしっかりとした味わいに仕上げたタコの一品と合わせます。一口飲むごとに酸味とかろやかさ、一口噛むごとに味わいと食感、飲むたびにまた食べたくなる食べるたびにまた飲みたくなる組み合わせです。海の味わいがこんなにも大地と畑、香煙とブドウの風味とぴったり来ることはなかったでしょう。