バスク・カンタブリア海のアンチョアバスク・カンタブリア海のビンナガマグロの伝統漁業を知るための一番の方法は、La Kofradia(スペイン語) もしくは Itsas Etxea(バスク語)*漁業組合にいってみること。サンセバスチャンの港にあり、リニューアルオープンしてからというもの伝統と次世代が交わる場所となっています。

OPEGUI(ギプスコア近海漁業組合)は、1943年から漁港と旧市街に位置するこの象徴的な建物から次の二つの主要目的をもって活動しています。

  • 近海漁業を次世代につなげる。漁業も近代化され、サステナブルでかつ情熱をもつにあたいする職業の一つであることを若い世代に示す。
  • 魚の消費を促すために漁獲品種、漁獲時期、漁獲方法、そして保存加工法や食べ方などの情報を提供し、このセクターに関わるすべてに価値を与える。

特筆すべき活動の一つとしては、バスク・カンタブリア海ビンナガマグロ漁プロジェクト。バスク・カンタブリア海ビンナガマグロというのは、約4kgの重さで、網を使わず魚が苦しまないため身に損傷が少ない伝統的漁法で漁獲されたものをさします。それは他と比べられない食感と風味を擁する高品質の魚といえます。

CARICEプロジェクトはぜひ港にいくことがあれば建物内のショップに立ち寄ることをおすすめします。きっととっておきのバスク・カンタブリア海のアンチョアやバスク・カンタブリア海のビンナガマグロの保存加工食品がみつかることでしょう。