塩蔵および保存食品というのはローマ時代にその起源をもちます。その後19世紀にはいって需要が高まったことからさらに発展することになります。

ヨーロッパの漁船は、カンタブリア海に最上の魚を求めて航海していました。その漁船は塩蔵保存食品が生産されるようになった沿岸の漁港に水や食料補給のために寄港していました。特に漁船が寄港していたのはゲタリア、その名前はラテン語で〝セタレア(Cetarea)魚を保存する場所”という意味から来ています。

古の時代から作られていたのは、バスク・カンタブリア海のアンチョアとバスクカンタブリア海のビンナガマグロです。

そして何百年の歴史を誇る塩蔵保存食品をめぐるもう一つの伝統は、ポテオ(梯子酒)です。このポテオはラテン語の”ヴァサ ポトリア(Vasa Potoria)”という飲み物を飲んだり、混ぜたり、注いだりするコップのセットから来ています。

これらの言葉は間接的にチャコリーとつながっていると言えます。というのも三つの原産地呼称のうちの原産地呼称ゲタリアはこの二つのヨーロッパの伝統を結び付けている場所だからです。

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